住宅購入に踏み切れないあなたへ|決断できない5つの理由と後悔しない選び方

「住宅購入したいけど、どうしても決断できない…」
そんなふうに悩んでいませんか?

住宅は人生の中でも一番大きな買い物と言っても過言ではありません。
不安や迷いがあるのは、決してあなただけではないんです。

この記事では、「住宅購入 決断できない」と悩む方に向けて、なぜ迷ってしまうのか、どうすれば判断できるのか、そして後悔しないための視点まで、段階的にわかりやすく解説していきます。

読み終わる頃には、自分らしい選択肢が見つかるはずですよ。

少しでも不安な気持ちがやわらぎ、前向きな一歩が踏み出せるように、心を込めてお届けします。

シュン
シュン

住宅購入の決断ができない。不安なので当然ですよね。

むしろ、簡単に決められるほうが普通ではないと思うよ。

ミズキ
ミズキ

家を購入することは正解でも不正解でもないからね。

ぜひ続きもチェックしてみてね。

【2025年版】住宅ローン申込みの流れと手順を徹底解説

①住宅購入で決断できない人に多い5つの理由

住宅購入って、人生のなかでもかなり大きな決断ですよね。
だからこそ、「本当にこのタイミングでいいのか?」「あとで後悔しないか?」と、迷ってしまう気持ち、すごくよく分かります。

ここでは、実際に多くの人が住宅購入に踏み切れない理由を5つに分けて紹介していきます。

ローンの返済が不安


やっぱり一番大きいのはお金の不安です。

特に住宅ローンって、下手をすれば35年、つまり定年まで支払いが続くような長期のものになりますよね。

毎月何万円もの支払いが何十年も続くと考えたら、そりゃ怖くなります。

たとえば月10万円のローンを35年間払うとすると、総額は単純計算で4,200万円です。

そこに利子が加わればもっと増えますし、将来の収入が不安定だったり、転職・病気・子育てなどのイベントがあると、余計に心配になります。

結果、「払えなくなったらどうしよう」「老後までローンがあるのはきついかも」と、踏ん切りがつかなくなってしまうんですね。

シュン
シュン

単純に数千万円の買い物だからね。

買わない理由がたくさんある中で、なかなか決断できないのはある意味当然だよね。

老後や将来が見えない

住宅を買うと、場所も暮らしもある程度固定されることになります。

でも今って、転職やリモートワーク、家族構成の変化などでライフスタイルがどんどん変わる時代です。

「10年後、自分がどんな生活をしているのか想像つかない…」

そういう人も多いんです。

たとえば、いま東京で働いているけど、将来は地方移住したいと思っていたり、逆に親の介護で地元に戻るかもしれない…なんて可能性もあります。

そんな状況で「このエリアで一生暮らす」なんて決めきれないのも当然です。

ミズキ
ミズキ

今から数十年続く生活の拠点を決める瞬間とも言えるわね。

特に夫婦の地元が違ったりするだけでも、「どっちの地元に建てる?」ってシーンが想像できるよね。

パートナーと意見が合わない

結婚して家を買おうとする時、よくあるのが「旦那さんは駅近がいい、奥さんは郊外の静かな場所がいい」とか、「家の広さ」や「予算」で意見が食い違うパターンです。

どっちが間違ってるとかじゃなくて、価値観の違いなので、話し合ってもなかなか決着がつかないことも多いです。

「話し合いが進まないうちに時間だけが過ぎていく…」という状態に疲れてしまって、気がつけば住宅探しが止まっていた、なんてこともありますよ。

シュン
シュン

これもあるある。

駅近はアクセスは良好で便利だけど、土地代だけで数百万円変わってくるよね。

ミズキ
ミズキ

住みやすさを優先する選択も正解だし、郊外に住んでその予算を建物に割り当てることも正解。

土地と建物だけでも、すでに意見が分かれる予感。笑

物件選びに迷っている

今って物件が本当に多いんですよね。

新築・中古、マンション・一戸建て、エリアも価格も千差万別。

SUUMOやアットホームで検索すると、「どれが正解なのか分からない…」って目移りしてしまいます。

見れば見るほど「もっといい物件があるかも」と思ってしまい、いつまでたっても決断できない、という負のループにはまってしまうんです。

いわゆる“選択疲れ”ですね。

土地はこれからどんどん上がっていきます!という営業トークもよくありますね。

タイミングが分からない

「今が買い時なのか分からない」というのも、よくある理由です。

金利は今後上がるかもしれないし、でも不動産価格は高騰してるし…。

子どもが生まれるタイミングや、転職、親のサポートなど、人生の節目とリンクして考えなきゃいけないから、余計に複雑なんですよね。

結局、「今じゃない気がする」「もっといいタイミングがあるかも」と思ってしまって、ずっと決断できないままになってしまうことも少なくありません。

シュン
シュン

何かきっかけがあればいいんだけど、家を買うほどのキッカケってそうそうあるわけじゃないからね。

ミズキ
ミズキ

以上が、多くの人が「家を決断できない」リアルな5つの理由です。

共感できる部分があったのではないでしょうか?

住宅購入の判断を後押しする具体的な考え方4つ

住宅購入って、本当に迷いますよね。
でも、考え方の「軸」がしっかりしていれば、迷いが少しずつ減っていくものです。

ここでは、決断の後押しになるような考え方を4つ紹介します。

ライフプランを数値化する

まずやっておきたいのが、人生の「お金の地図」をつくること。

言い換えると、ライフプランを数字で見える化するということですね。

たとえば、将来の収入・支出・教育費・老後資金などをざっくりでもいいので年表にして、「いつ・いくら必要か」を明らかにします。

FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのもおすすめです。

プロの視点で、住宅ローンを組んだ場合の家計シミュレーションをしてくれるので、「いける・いけない」の判断がしやすくなります。

感情ではなく、数字で判断できるようになると、気持ちがだいぶ落ち着きますよ。

シュン
シュン

これをしておかないと住宅の購入は決断できないよね。

お金が絡んでくるから、お金のことは切っても切り離せない。

ミズキ
ミズキ

このプロセスは必ずやっておきましょう。

これは家を買う、買わないに関わらず、その後の人生に大きく役に立つからね。

今後数十年の見通しが立てられると、少し気持ちが楽になることに気づくはずです。

家に求めることを整理する

なんとなく「家がほしい」だけでは、決断ってできないんですよね。

そこで必要なのが、「自分にとっての理想の家って何?」という問いかけです。

たとえば、「駅から10分以内がいい」「3LDKは必須」「静かな環境が好き」など、紙に書き出してみるといいですよ。

それぞれに優先順位をつけることで、「これは譲れない」「これは妥協できる」という判断軸が見えてきます。

結果的に、候補物件を選ぶスピードがグッと上がりますし、無駄な迷いも減っていきます。

ミズキ
ミズキ

これは紙に書き出して、パートナーと優先順位を話し合ってみましょう。

譲っても良いこと、絶対に譲れないこと。認識がすり合ってきますよね。

プロに相談するメリット

住宅購入って、分からないことだらけですよね。

ローン、相場、土地勘、建物のチェックポイント…。素人が一人で全部判断するのは、やっぱり厳しいです。

そこで頼れるのが、信頼できる不動産営業や、住宅購入に詳しいFPさんです。

「買わせようとしてくる営業マンが怖い」と感じる人も多いですが、本当に良い担当者は、無理に押してこないし、客観的な意見をくれます。

第三者に話すことで、気づいていなかった自分の本音や、不安の正体が分かることも多いですよ。

シュン
シュン

FPの方は不動産の営業マンではないので、住宅の購入を迫られることは基本的にないですよね。

ミズキ
ミズキ

客観的な第三者から意見を募ることは住宅購入に限らず大事なことだよね。

客観的な第三者の意見ももらいながら検討を進めることがポイント。

住宅購入以外の選択肢も検討する

実はこれ、かなり重要です。

「買うのが当たり前」と思い込んでいると、判断が苦しくなってしまいます。

たとえば、賃貸のまま暮らす選択や、シェアハウス、リノベーション済み中古住宅など、「買わないけど豊かな暮らし」はたくさんあります。

いったん「買わない」という視点を入れることで、「それでもやっぱり買いたい」と思えたなら、その判断はきっと後悔しないはずです。

ミズキ
ミズキ

家を検討している時点で少なからず「家が欲しいなぁ〜」と思っているはず。

だからこそ焦らず、たくさん悩むことが大事。

かけた時間だけ、後悔することも減るはず。

③住宅購入で後悔しないために気をつけたいポイント5つ

住宅って、一度買ったら簡単には引き返せないですよね。
だからこそ「もっとこうすればよかった…」なんて後悔は、できるだけ避けたいものです。

ここでは、住宅購入で後悔しないために、事前に意識しておきたい5つのポイントをお伝えします。

無理なプランを組まない

やっぱり大事なのは、背伸びしすぎないことです。

「せっかくなら広くてキレイな家がいい」と思う気持ちはわかりますが、予算オーバーなローンを組んでしまうと、その先の暮らしが苦しくなります。

毎月の返済額が家計を圧迫して、趣味も旅行も我慢。それでは本末転倒ですよね。

ローンは「借りられる額」ではなく、「無理なく返せる額」で考えるのが鉄則です。

一般的には、年収の25~30%以内に月々の返済をおさめるのが目安とされています。

将来の変化も見越して、余裕のある資金計画を立てましょう。

シュン
シュン

住宅を購入することがゴールじゃないからね。

むしろその後の生活が大事。

立地と周辺環境を重視する

建物ばかりに目がいきがちですが、実は後悔しやすいのが「立地」です。

いくら間取りや設備が良くても、駅から遠かったり、スーパーが近くになかったりすると、住んでからの不便さがストレスになります。

たとえば、子どもがいるなら学区の評判や通学路の安全性、将来的には高齢になったときの病院アクセスも重要です。

購入前に、朝・昼・夜の時間帯で周辺を歩いてみたり、地元の人の口コミを聞いてみると、意外な発見がありますよ。

僕は近くに住んでいる友人に住みやすさを聞きました!

将来の売却・賃貸も見据える

今は「永住するつもり」で買ったとしても、人生は何があるか分かりません。

転勤、親の介護、離婚など、想定外の事情で家を手放さなければならなくなることもあります。

だからこそ、売却しやすい立地・間取りかどうか、将来的に貸せる物件かもチェックしておくのが大切です。

資産価値の落ちにくいエリアや、流通性の高い間取りを選んでおくと、いざというときにも安心できます。

「住む家」だけでなく、「資産としての家」という視点も忘れずに持っておきましょう。

シュン
シュン

これは人によるかもね。

僕らも将来の資産価値のシミュレーションはしたけど、

結局未来のことは分からないので、あまり気にしませんでした。笑

感情で即決しない

「この家、素敵!」とテンションが上がって、そのまま即決してしまう人、実は少なくありません。

もちろん直感って大事なんですが、冷静なチェックをすっ飛ばしてしまうと、あとから後悔するリスクが高まります。

たとえば、「この日だけ特別価格です!」という営業トークに焦らされて、契約を急いでしまったり…。

一晩寝かせて、第三者に意見をもらったり、もう一度見に行ってから判断するのが安全です。

本当に納得したうえでの決断なら、あとで後悔することも減っていきます。

ミズキ
ミズキ

勢いも大事だけど、最後の「購入」に関しては妥協しないこと。

選択疲れで「もういいや、買っちゃお」とだけならないようにね!

内覧のコツを知っておく

内覧って、意外と「見るべきポイント」が分からないまま終わっちゃうことが多いんです。

なんとなく部屋の広さや雰囲気だけを見て終わってしまうと、実際に住んでから「思ってたのと違う…」と感じることになります。

たとえば、日当たり・風通し・コンセントの位置・収納の使いやすさ・音の響き方など、細かいところまで確認するのが大切です。

あと、平日と休日、時間帯を変えて内覧してみると、生活の様子が違って見えてきますよ。

事前にチェックリストを作っておくと、冷静に判断しやすくなります。

シュン
シュン

注文住宅の購入に関しては、オーナーさんの内覧会があったりするから、ぜひ活用しよう。

④それでも住宅購入に踏み切れない人へ伝えたいこと

ここまで色々と情報を整理してきましたが、それでも「やっぱり決めきれない…」という気持ち、ありますよね。
それって、悪いことじゃないんです。

むしろ、ちゃんと悩んでいるからこそ、それだけ真剣に考えている証拠です。

最後に、そんなあなたに届けたいメッセージを3つ、お伝えします。

決断に「正解」はない

まず知っておいてほしいのは、「住宅購入に正解はない」ということです。

買った人が全員成功しているわけでもなければ、買わなかった人が全員損しているわけでもありません。

どちらにもメリットとリスクがある以上、どちらを選んでも「何かしらの不安」はついてきます。

だからこそ、「絶対に間違わない選択をしたい」と考えすぎると、かえって決断できなくなってしまいます。

大切なのは、自分の中で納得できる「納得解」を見つけることです。

誰かの意見ではなく、自分にとってのベストを考えてみてください。

ミズキ
ミズキ

とにかく悩むことが大事だと思うわ。

悩んだからこそ「あれだけ悩んだんだから」と思えるわ。

人生の変化に備える意識が大事

どれだけ悩んで家を買っても、人生は予測不能です。

家族構成が変わるかもしれないし、職場が遠くなることもあるし、思わぬタイミングで引っ越しの必要が出るかもしれません。

そんなとき、「完璧な選択じゃなくてもいい」と思える心の柔軟さが、後悔を減らすカギになります。

そして、もし将来何かが変わっても、「買い替える」「貸す」「売る」といった対応ができるよう、あらかじめ選択肢をもっておくと安心です。

完璧主義より、柔軟性を大切にすること。

これが、今の時代にはとても大事なんですよね。

シュン
シュン

注文住宅の購入の過程でこういう将来のことを考える機会にもなるんだよね。

買わないことも立派な選択

実は、住宅を「買わない」と決めることも、立派な選択のひとつなんです。

「周りが家を買ってるから自分も…」と思って焦ってしまう人は多いですが、自分の価値観に合わないなら、無理して買う必要はまったくありません。

賃貸の自由さ、身軽さ、修繕や税金の心配が少ないことなど、メリットもたくさんあります。

「買わない」という決断をすることで、精神的にすごくラクになる人もいます。

つまり、「住宅を買うことがゴール」ではなく、「自分らしく暮らせる選択をすること」が大切なんですよ。

ミズキ
ミズキ

住宅購入を決断できない理由はいくらでもあるからね。

逆も然りだけど、将来のことを考えるキッカケにもなるはずよ。

まとめ

住宅購入に対して「決断できない」と感じるのは、ごく自然なことです。
多くの人が、ローンや将来の不安、物件の選択、タイミングなどに迷いながら悩んでいます。

この記事では、そうした不安の原因を丁寧に掘り下げながら、判断を後押しする考え方や、後悔しないための具体的なポイントを紹介しました。

そして、最終的には「買わない」ことも含めて、自分にとって納得できる選択ができるような視点を持つことの大切さもお伝えしています。

住宅購入はゴールではなく、あなたの暮らしを豊かにするための手段です。

だからこそ、自分らしい答えを見つける時間を、焦らず大切にしていきましょう。

ミズキ
ミズキ

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